保健師ことりの胸の内①

はじめまして。保健師ことりです。

以前は母子保健の部署で働いておりました。

子育てママの力になりたいと思ってお仕事をしておりました。

今は子育て支援から離れてしまいましたが、縁あってコラムを書かせていただくことができ、幸せに思っております。

 

第一回目のテーマはこちら

「健診で様子見ましょうって言われました。どうしたらいい??」

です

 

皆さんがお住まいの市町村では、赤ちゃん訪問や健診などの事業があり、それらの場で保健師と対面するかと思います。

(市町村によって訪問や、健診が医療機関などに委託されているところもあります。)

 

訪問や健診は「母子保法」という法律に基づいて行われております

第十二条 市町村は、次に掲げる者に対し、厚生労働省令の定めるところにより、健康診査を行わなければならない。

 満一歳六か月を超え満二歳に達しない幼児

 満三歳を超え満四歳に達しない幼児

ですね。

そして発達障害支援法の中にも定められています。

第五条   市町村は、母子保健法 (昭和四十年法律第百四十一号)第十二条 及び第十三条 に規定する健康診査を行うに当たり、発達障害の早期発見に十分留意しなければならない。 

 

健診では

・身体計測

・保健相談

・栄養相談

・内科診察

・歯科診察

・心理(発達相談)

が行われています

 

私たち保健師が知りたいことは

・この子は年齢相応に順調に育っているか

・お母さんは育児に困っていないか

の2点です

 

書いてきてもらった問診票を見て、やり取りをさせてもらって、短い時間で判断していきます。

お母さんの困りごとなら様子を見ても解決しないので、

「様子を見ましょう」

という時はお子さんの発達が気になる時が多いです。

1歳半健診だと

・言葉が出ていない

・指さしができず、理解力が気になる

・うろうろしてており落ち着きが気になる

がおもな要因になります。

私の勤め先では2歳で電話や訪問でその後の育ちを確認させてもらっていました。

 

様子を見るって言われても、何をすればいいのか、言われた側はモヤモヤすると思います。

発達障害なの??って暗い気持ちになることもあるでしょう。

正直1歳半健診だと、ずばり診断をつけることは難しいので、「様子を見ましょう。」ってなってしまうことが多いです。

 

様子を見つつ、2歳までにしてほしいことは、ことばが遅い子の場合

子どもの興味に言葉を添えること

例えば、リンゴを見ているなと思ったら「リンゴだね」

車を見せてきたら「車だね」、と、経験と言葉をつなげる言葉かけをしてほしいです

絵本も大事

 

落ち着きのない子の場合

成長とともに落ち着く場合もあるので、まずは無事に育てること。

言っても待てないので、車の来る場所では手を離さないこと。

なるべく一人で連れ出さないこと。

鍵を開けて出ることのないよう2重鍵をするなど

とにかく安全に気を付けて育ててほしいなと思います。

 

かくいう私の長男も落ち着きのない子で、ハーネスをつけてた頃がありました。

 

そして2歳でのフォローの時に気になれば必ず相談してほしいなと思います。

児童発達の専門職に相談できる場におつなぎします。

行くか行かないかはその時家族で話し合っててゆっくり決めたら大丈夫です。

 

専門委に相談して療育に進む人

市の発達促進教室に進む人

ペアレントトレーニングに通って自宅保育を強化する人

保育園に入れる人

様子を見る人

色んな選択があってどの選択でもママが子のことを一生懸命考えて出した結果だし、いいと思います。

 

保健師は基本毎日市役所に勤務しており、随時相談を受けておりますので、1人で抱えず気軽に相談してもらえたらなと思います。

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